ネットでワードプレスを調べると、良い情報はたくさん出てきますが、逆に「悪い情報はないのか」と心配な人も多いのではないでしょうか?
・ワードプレスにデメリットや悪いところって無い?
・本当に初心者にもおすすめなの?
・挫折する人も多いって聞くけど大丈夫?
などなど
スバリ!結論から先にお伝えすると、
- 表示速度が遅い
- セキュリティの脆弱性!ハッカーの標的になりやすい
- サポート窓口がない
- プラグインに互換性の問題が出くくる
- 世間で言われるほど簡単ではない
- 思い通りのデザインやレイアウトにできない
- ドメイン・サーバーが必要
- お店やサービス(商用向け)のホームページには向かない
本記事では、これらのワードプレスのデメリットについて詳しく解説していきます。
①表示速度が遅い
昨今のSEO対策では、サイトの「表示速度」も重要な要素になっています。
当たり前の話ですが、サイトが重く表示に時間がかかるサイトは、ユーザー目線からしてもイライラしてしまいますよね。
そのため、Googleなどの検索エンジンではサイトの表示速度が速い方がSEO的には有利だと言われています。
もちろん表示速度だけでSEOが決まるものではありませんが...
そんな表示速度ですが、ワードプレスは「遅い」と言われています。
②セキュリティの脆弱性!ハッカーの標的になりやすい
ワードプレスには「セキュリティーに脆弱性がある」とよく言われています。
世界でも最も使われているソフトウェアではありますが、それがゆえに「ハッカーの標的になりやすい」という事実もあります。
アカウントの乗っ取りやウィルスの感染により、サイトが改変されたるとう事例もあります。
万が一、アカウント乗っ取りやウィルスに感染した場合、すべて自分で解決する必要がありますので、初心者にはかなりハードルが高いというデメリットもあります。
③サポート窓口がない
ワードプレスは無料で使えるフリーソフトですので、サポート窓口やお問い合わせ先がありません。
何か問題が起こったり、困ったことがあっても全て自分で解決する必要があります。
ネットで調べ自力で解決していく必要がありますので、初心者にはハードルが高いというデメリットがあります。
WEBやパソコンが苦手な人は、しっかりとしたサポートがあるサービスを使う方が安全です。
特にビジネスで使うサイトを作りたいと考えている人なら、尚更です。
④プラグインに互換性の問題が出くくる
ワードプレスには、様々な機能を追加できるプラグインというシステムがあります。
お問い合わせ機能やSEO対策機能などをプラグインとして追加することで、サイトを拡張することが可能で非常に便利なシステムですが、そのプラグインに互換性の問題が出てくることがあります。
プラグインは無料で使えることがほとんどですが、無料であるがゆえにバージョンアップがされず、ワードプレスのバージョンと互換性が合わなくなり、正常に使用できなくなることがあります。
ワードプレスには無料で使えるプラグインが豊富に揃っているというメリットもありますが、その反面、無料プラグインにはデメリットもあるということです。
⑤世間で言われるほど簡単ではない
ネット上では「ワードプレスは簡単!」と言われているケースが多いですが、実際のところはそこまで簡単ではありません。
ワードプレスは便利なシステムですが、使い方を習得するにはそれなりに学習や慣れが必要です。
ワードプレスに挫折する人も多くいますし、ワードプレスの使い方を教える学校もあるくらいです。
⑥思い通りのデザインやレイアウトにできない
ワードプレスには決まったレイアウトがあり、デフォルトの状態では思い通りのデザインにすることはできません。
WEB制作のプロに外注すれば、思い通りのデザインに作成してもらうことは可能ですが、何十万円という費用がかかります。
テーマと呼ばれるデザインテンプレートを購入すれば、オシャレなデザインすることも可能ですが、それでもあらかじめ決められたデザインになります。
ですので、思い通りのデザインやレイアウトにしようとすると、初心者にはハードルが高いというデメリットもあります。
⑦ドメイン・サーバーが必要
ワードプレスを使用するには、まず「ドメインとサーバー」が必要になります。
ドメインはWEB上の住所で、サーバーはシステムを置いておくテナントのようなものです。
ワードプレスを始めるには必ずサーバーが必要で、サーバーを準備してワードプレスをインストールする必要があります。そしてそこにドメインを設定します。
ワードプレスは準備段階で少々の手間があり、それだけでも挫折する人がいるくらいです。
パソコンが苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。
⑧お店やサービス(商用向け)のホームページには向かない
ワードプレスは、ブログサイト作る場合は非常に便利なシステムですが、お店やサービスのホームページとして利用するには向いていません。
デフォルトの状態では思い通りのデザインやレイアウトができないからです。
WEB制作のプロに外注すれば、お店やサービス用のホームページが作成可能ですが、当然費用がかかります。
ですので、初心者の人がお店やサービスのホームページをワードプレスで作ろうと考えているなら、あまりおすすめはしません。
お店やサービスのホームページを作るならノーコードツールを使う方がおすすめです。
まとめ
ワードプレスのデメリットについてまとめると、
- 表示速度が遅い
- セキュリティの脆弱性!ハッカーの標的になりやすい
- サポート窓口がない
- プラグインに互換性の問題が出くくる
- 世間で言われるほど簡単ではない
- 思い通りのデザインやレイアウトにできない
- ドメイン・サーバーが必要
- お店やサービス(商用向け)のホームページには向かない